墓参り
仏さんのお家の掃除、ということかな。
母に誘われる。携帯電話の留守電に伝言が入ってた。荷物の再配達で時間を指定してないのを受け取る予定があったので不参加。
宅配の予定がなくても、乗り気はしなかったけど。
母や父にしてみれば、亡くなった弟は、体を失って物理的に存在しなくなり、それゆえ語ることもできなくなり「心理的な彼」も存在しない。弟の遺骨が納められた墓というのが、体を持ち物理的に存在する自分との接点。
でも、私にとっては、墓というのは、かつて人間だった先祖たちの遺骨が納められた場所、というだけで。
墓に手を合わせるのは悪くないけど、それのみに熱心で、現実の問題に向き合わないのなら墓参りなんてしないほうがましだと思うので、行きたくない。
それより、地元雑誌のその他の疑問・お悩み掲示板のInternet Archive、「夫婦の事で意見求めます。」の方が、弟の墓石だと思える。
文字になっていない、弟から聞いたことの記憶が彼の遺骨だ。

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