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10年目の「法要」

そんなことをデーモンさんが言ったわけではなくて、私が感じてのものなのだけど。

[デーモンさん「コナ・ニシテ・フウ」][吉本公式(予告編有)]

プレミア上映会には、特典映像もあると告知されてた。
・・・普通にNG集かと思っただけど、上映する作品自体、本来の納期より遅れていたとか、まだ編集をしてるだの、会報だかメルマガだか掲示板で見ると、絶対そんなものを作っている暇はないことは明らかで。
他の人に任しちゃうような性格の方でもないし。
ビデオコメントでも流すかと思ったけど、そんなものをわざわざ撮って流すより、来て喋っちゃえば手間もかかんないなと。

つい1時間前、ライブをやって、その後の初監督作品の一般初上映会、しかもプレミア上映会と銘打ってあるものを勝手に見てください、でもないだろうと。
表参道から神保町で地下鉄で乗り換えなしで行けると知ったときに、えらい近そうだなと思ったし。
ライブ中、国本さんに表参道駅と渋谷駅のどちらが近いか行き方を尋ねてみせたり。
自分も行くとは絶対言うわけない。「!」の方ですもん。

ライブ中、アンケートに三味線のピックは投げないのかという質問があったことに触れ、国本さんは市販の100円程のピックなら投げるけれど、べっ甲で高いから投げないと。ピックとバチの使い分けから硬い柔らかいの話があって、デーモンさんが「白目は硬いが黒目は柔らかい」と春琴抄の一節を口にする。
その描写の後、佐助は盲目の春琴と同じ世界に生きるため、自らの目を刺してしまう。
地方場所神戸公演で聞いたやつ。思い出すと痛そうで、ひいぃぃぃという感じ。
他にもそんな反応を見せた人たちがチラホラ。

映画・映像作品の手法として、過去の話をする場合、現在の場面から始まるというのがある。
その「現在」が、去年の2月2日神戸公演のあった日だと思わせる場面があった。
・・・春琴抄の一節は、とっさに出てきた無関係なことでもなかったのね。

(神戸公演からの連想は、また後日)

その1年後のプレミア上映会初日。
コレはネタバレじゃないなぁ。ていうか、何も知らなかったり、2008年2月3日以降は何の意味もない場面。
どうも2月3日の上映会にはデーモンさんは出てこなかったようだし。
2月2日が単なるファンサービスでななかったと思ってしまうよね。

特典映像はヒーローのPVで、映画終了後続けてスクリーンに流れた。
大きい画面で見るのは貴重な機会。
・・・このPV、最後、デーモンさんと少女が向き合い、そこで終わるのね。
月下独酌。月と花。わぉ、と。
最後のシーンは煙みたいなのがあって。剣を振り回しているPVも、維新の頃を舞台にしたIZOを見た後だと、アレレレレ、だし。
この一連の連なりは何なのだと、久しぶりに良い表現物を見せてもらったと思ってる。

2007年2月2日から物語が遡って始まるなんて、気づかなければ成立しない粋な演出。
2月9日以降に見る方には、営業マンとしては伝えなければならんでしょう。
2日に少し舞台で観客に挨拶をされたとき、おまえらが営業マンだ、みたいなことを言われてた。
それでめずらしく、立て続けにブログを書いてるわけで。

映画を見終って、一言で言うと何だろうと考えて浮かんだのは、大阪最終日前くらいに書こう。

「われわれの神々もわれわれの希望も、もはやただ科学的なものでしかないとすれば、われわれの愛もまた科学的であっていけないいわれがありましょうか」
イノセンス冒頭で引用された、リラダン『未来のイブ』の一節。

続きは、東京最終日未明くらいに。

でも、ちょっとだけ→

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