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慰謝料300万円

 先週、私の申し立ててる裁判の判決が地裁で出た。
 平成17年(ワ)第66号 損害賠償請求事件。訴状の控えが弁護士さんから送られてきた時は事件番号なんてついてなくて、第一回口頭弁論で、裁判所の法廷の案内で、初めて番号を知ったけ。あまりの「めでたさ」に、笑ってしまった。ハガレンのバリー・ザ・チョッパーと同じだったし。
 これに加えて、私の側の訴訟費用50万も申し立てていたけど、そのうちの5分の3があちらの負担。それ以外は棄却となった。でもって、

この判決は,第1,3項に限り,仮に執行することができる。

なんてのもつきました。

!ii!

 「当事者の主張の要旨」なんて、面白かったりする。

(原告の主張)
原告は、被告らに対し、遡(息子)の引渡しを求めたにもかかわらず、被告らは、引渡しに応じず、不法に遡(息子)を手元に留め続けている。被告らは、原告の遡(息子)に対する親権・監護権を侵害したものであるから、共同不法行為が成立する。

 こういう慰謝料裁判でも起こさないと、泣き寝入りの状態で甘んじているしかないわけで、それは許せないし、納得できないからやってるの。でもって、今元夫と息子と同居してて、連れ去りに一緒に来てた元義父母も無関係じゃないでしょっていうので、一緒に被告になっていただいてるわけ。何度も書いてる気がするけど。。。

(被告元夫の主張)
(1)被告元夫は、これまで、訴訟等において、原告が遡(息子)の監護権者としての義務を何ら果たしていない、と主張し続けてきた。それにもかかわらず、原告は、態度を改めようとせず.遡(息子)に対し何もしていないのであるから、原告の本訴請求には理由がない。
(2)原告は、前記1(2)の離婚訴訟において離婚に伴う慰謝料請求が棄却されたため、本件訴訟を提起しているにすぎないもので、本訴請求は理由がない。
(3)原告が被告に弁護士費用請求するのは筋違いであり、認められない。
(被告元義父及び同元義母の主張)
被告元義父及び同元義母は、遡(息子)の監護者・親権者が原告とされていること、遡(息子)を原告に引き渡す義務があることなど知らず、親権・監護権侵害の認識はないから、被告元夫との共同意思はない。被告元義父及び同元義母は、祖父母として、その愛情の下、事実上遡(息子)の養育の援助をしていたにすぎず、親権・監護権侵害と評価されるだけの事実はない。

 私の態度が改まらないより、自分の態度こそ改めなよ、です。
 慰謝料請求が却下されたからと主張するのは良いけど、払うものを間接強制の差押え分以外では払ってくれない人に、更なる裁判を起こしてるというのに、単に却下されたからと主張するのは甘すぎない??
 「親権・監護権侵害の認識はない」って主張したいから、知らぬ存ぜぬだったわけかな。
 私の尋問で、元義父か元義母のどちらかが、仲人をしてくれた大叔母宅に人身保護請求の取り下げを頼みに来たとき、「(会社に知れたりすると?)養育費が払えなくなるから」と言ったと聞いたと言った。元義母の被告本人尋問の時、自分は言ってないと主張。で、こちらの弁護士さんが、元義父が言ったのかとか尋ねたけど知らないとかで。
 弁護士さんが「ひとつも家族で話し合いしないんですか」と言った。イヤミだったのか。裁判的には普通なのか謎だけど。
 ともかく、嘘をつかないことを宣誓した後での尋問で、そんな酷い状態。
 悪事は一致団結、責任は擦り付け合い?
 元義母の陳述書には、こじつけて書いてあるけど。そんなん通ると思っているのが呆れる。というか、恥ずかしい。
 品というのかな。私は、そういうのが身についてなくて、ちょっぴり肩身の狭いというか変なことしてないかなって隅で小さくなろうとしちゃうんだけど、元義母はそういうこと全然ないんだろうなって思うと、ある意味羨ましい。
 ・・・なりたくないけど。

 裁判所として争点に対する判断てのがあって、

「原告の承諾を得ずに」「被告らの元に連れ去り、現在に至っている。」
「原告は、上記(1)のとおり被告らから遡(息子)を連れ去られて以降、遡(息子)と会っておらず、遡(息子)と面会したいと願っているものの、被告元夫は、これを拒んでいる。」

こういう一文って嬉しい。金額じゃないんだよね。
元夫には同意して連れて帰ったのに、弁護士のところに行ったらコロっと主張が変わったとか、こっちが嘘を言ってるみたいに書かれた。同意してたら、弁護士に相談すらしないっていうの。その弁護士のところには、後で陳述書に流用した連れ去られた日の様子が書いてたのを持って行ってたし。コロっと変わるなら、そんないきさつを書いた紙(ワープロデータ)も、陳述書も存在しなかったっていうの。
・・・阿呆やわ。

「被告元夫の責任について」
上に認定した事実によれば.被告元夫が故意に原告の遡(息子)に対する親権(監護権を含む。)を侵害Lていることは明らかである。
被告元夫は 原告が遡(息子)に対し親として何もしていないから、原告の請求は理由がない、と主張する。しかしながら、上記認定の事実によれば、被告元夫は、遡(息子)を原告の下から実力で連れ去り、原告を遡(息子)の親権者とする確定判決の判断に従わずに原告からの遡(息子)の引渡要求に応ぜず、原告を遡(息子)と面接させようともしないでいるものであり、原告の遡(息子)に対し親として接することを妨げているのは被告元夫であるというほかなく、原告が自ら親として遡(息子)に接することを怠っているなどということができないことは明らかである。
被告元夫は、原告が離婚訴訟において離婚に伴う慰謝料請求が棄却されたため本件訴訟を提起しているにすぎないと主張する。しかし、原告がこのような動機で本件訴訟を提起したと認めるペき証拠は全くなく、かえって、上記認定の事実によれば、原告が本件訴訟を提起したのは.被告元夫が、原告を遡(息子)の親権者とする確定判決に従わず遡(息子)の引渡要求に応じないためであることが明らかである。 被告元夫の上記主張は、いずれも採用することはできない。

「原告の遡(息子)に対し親として接することを妨げているのは被告元夫であるというほかなく」
よくぞ書いてくれたって思った。
離婚の慰謝料が少ないから裁判してるという元夫の主張も、「原告がこのような動機で本件訴訟を提起したと認めるペき証拠は全くなく」って。もう、全くの一語が、嬉しいわけ。
「かえって」従わない元夫のやってることのせいだってのが「明らかである」とくる文も嬉しい。

「披告元義父及び同元義母の責任について」
被告元義父及び同元義母が、本件訴訟提起前において、確定判決により、原告が遡(息子)の親権者であると定められたことを知っていたことを認めるに足る証拠はない。 しかしながら.証拠(乙B1、被告元義母本人)によれば、被告元義父及び同元義母は、本件訴状及び甲号証の送達を受け、その後間もなく、これらの書面により.原告が遡(息子)の親権者であり、遡(息子)の引渡しを求めていることを知ったと認めることができる。被告元義父及び同元義母は、その後も遡(息子)の養育を継続しているのであるから、本件口頭弁論終結時において、原告の親権を故意に侵害していると認められ、被告元夫とともに、共同不法行為者としての責任を負うというペきである。

 口頭弁論終結時、としてくれたのが嬉しかった。次の裁判でなら責任問えるかなと思ってたから。
 こんな元夫を育てた元義父母が息子を育てるわけで、もし息子が結婚離婚なんて同じ状況になったら、今度は三世代でこういうことするのかなぁと想像してみたりして。
 なんかさ、最近の若い者はなっとらん、愛国心の教育だとか言われてたりもするけど、若くない人も無茶苦茶ですって(苦笑)。経済格差で、ぬくぬく出来る人は転覆されたくないから、従順な人間としてのプログラム、人格改造を施そうとしているとしか思えないんですけど。

「損害額」
原告は、被告らの不法行為により本件訴訟を提起することを余儀なくされたものであり、上記慰謝料額等本件にあらわれた一切の事情を考慮するならば、被告らが賠償すべき弁護士費用の額は30万円が相当である。被告元夫は、原告の弁護士費用の請求は筋違いであると主張する。しかしながら、上記弁護士費用は被告らの共同不法行為と相当因果関係にある損害であることは明らかであるから、上記元夫の上記主張は失当である。

 失当。当を得てないこと。不当。
 筋違いって・・・「君のどこに筋がある?」な思考回路と判断では、笑いさえ出てしまう。

「結論」
以上によれば、原告の請求は、主文の限度でいずれも理由があるからこれを許容し、その余は理由がないからこれをいずれも棄却することとし、訴訟費用の負担につき民事訴訟法第1条、64粂本文、65条1項を、仮執行の宣言につき同法259粂1項をそれぞれ適用して、主文のとおり判決する。

 で、今回裁判所に提出したもの。
 別居する1ヶ月半前の会社の自己啓発研修で、元夫が同僚から指摘されたもの。

同僚意見

 よくまあ、こんな研修があったもんだって思う。でもって、よくぞよくぞ、正直に指摘してくれたと思う。
 こういう客観的事実を見て、元夫が正しいと思えないのは、私にも問題があるのかというのが払拭されたわけで。今まで、5年以上、裁判所には出してなかったわけ。
 ・・・これを優しいと言わずになんていうんでしょう。
 提出書類に、散々私のことを悪く書いてきてた。
 出さすに置いておいたものが切り札として生きてくる。
 なんか、器の違いを相手に見せつけるというのも、見出した「楽しみ」の一つかも。
 ときどき、ふとした拍子に、「あたしって・・・怖いかも(:_:)」って思う。

 でも、この判決も、元夫はろくに読まずに、言葉尻だけに反論して高裁に不当だと訴えていくのだろう。

 被告本人尋問で、弁護士さんに、監護者の変更の審判について尋ねられたとき、私は元夫は「監護人として認められたらラッキー」と訴えたと思っているのだけど、今まできちんと家裁の人が調べてくれなかったから申し立てたと言ってた。
 「それでは、今までの裁判は出鱈目だというんですか?」とか強い口調で元検事のこちらの弁護士さんが尋ねた。人身保護請求とか、幾つか出して、「○○も出鱈目だと言うんですか?」「○○も出鱈目だと言うんですか?」って尋ねたけど、元夫は黙ったまま。
 ・・・元夫、「そうです、出鱈目です」とも、「間違いです」とも「不当です」とも言わないのね。
 でもでも、また、高裁に訴えるわけだ。
 ・・・正しいものを間違ってると訴えていける神経と思考回路は既におかしいと思うよ??

 「自分の非は素直に認めること。誰もあなたを責めてはいません。むきになればなるほど、墓穴を掘ることになります」
 ・・・誰でしょう。素晴らしい指摘。
 私を陥れようとセッセと掘ってた穴を、逆に墓穴に転用させていただきましたって感じかな。
 ほどほどにしておけば、ここまで赤っ恥をかくことなかったのに。
 赤っ恥とも思ってないか。

 元妻が悪いという主張が認められないのは、自分の方こそが悪いからだと認めれば良いのに。。。
 認めてくれないなら、何度でも、その事実、目の前に置いてあげるよ。
 だって、別に慰謝料という金銭目的じゃないんだもーん。

 そうそう。ゾッド親分のメタルローズ聞いてて思ったけど、私って、別に茨の道を歩んでいるわけじゃないと思う。確かに確かに、足元には茨らしきものは有るのだけれど、隙間を、絶妙のバランスで歩いて前に進んでいる気がする!
 時速1センチの猛スピードってやつでだけど。
 はたから見たら、擦り傷だらけの血まみれかもしんないけど、痛くなければなんてことない。
 自分の感情、感覚すら制御できなかったら、相手の思うつぼだもーん。
 物理的、身体的痛みが無いなら、全ての制御は自分自身で可能なはずだもん。

 苦しめようと思ってやってきてる相手の思い通りに苦しむもんかって、うつむいてた顔を上に上げて生きはじめるだけで、一つ勝ち星だと思う。
 泣き顔になってきたら、口元に力を入れて微笑んで、それが出来るってことで自分の心の奥の奥に行ってしまっている強さを確認してみたり。
 ささいなことだけど、いろいろやってみると、発見てあるから。

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