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人狼JIN-ROH

「狼」と「赤頭巾ちゃん」の話。
狼になった男と、かつて赤頭巾でありながら、狼を殺せなかった、女の子の話。

最後のシーン。
狼の装甲をつけたままの男にすがりついて泣きながら叫ぶ女。
「お母さん、なんて大きな耳をしているの」
「お母さん、なんて大きな目をしているの」
「お母さん、なんて大きな爪なの」
「お母さん、なんて大きな歯をしているの」

聞こえてくる、声にならない言葉。
「私を殺して、あなたが、狼でいるために」

ファンタジー。
これも、また、ファンタジー。

好きな設定ではないけれど、好きになりたくない話ではあるけれど、この表現は、好きにならずにいられない。

人間が、人間として生きられない現実こそが、「ファンタジー(空想)」となる日がくるまで、作り続けてほしいです。

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