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aemaeth と emaeth と オロク

イノセンスに出てくる、言葉、「aemaeth(7文字)」と「maeth(5文字)」

とりわけ東欧ユダヤ人の間にゴーレム伝説が保存されている。もっとも有名なのは、ヤーコブ・グリムがロマン派の機関誌「隠者のための新聞」(1808年)に掲載した採取例である。やや長くなるがいかに紹介しておこう。
(中略)
ゴーレムの額にはemeth(真理)の字が書かれているが、彼は日に日に成長して、はじめのうちはごく小さかったのに、やがて家族の誰よりも容易に大きく強くなる。そこでユダヤ人たちはゴーレムが怖くなって最初の文字を消し取ると、meth(彼ハ死セリ)しか残らなくなり、即座に潰滅してふたたび粘土に還るのである。

怪物の解剖学 種村季弘著 河出文庫
[かぼちゃの船: aemaeth:]

aemaeth(7文字)」とmaeth(5文字)じゃないのね。
この表記は少ない。

Google】で検索してみる。
「aemaeth(7文字)」
ウェブ全体結果
約 370 件
日本語結果
約 98 件

もしかして: aemeth

との表示があったから「aemeth(6文字)」検索してみる。

ウェブ全体結果
約 2,440 件
日本語結果
約 55 件

「aemaeth(7文字)」の頭2文字を消した、「maeth(5文字)」
ウェブ全体結果
約 6,470 件
日本語結果
約 65 件

もしかして: math

との表示があったからまた「math(4文字)」で検索してみる。

ウェブ全体結果
約 2,390,000 件
日本語結果
約 8,670 件

それに、頭に1文字「e」を加えた、「emath(5文字)」で検索してみる。
ウェブ全体結果
約 91,300 件
日本語結果
約 2,640 件
ウェブ全体でも、日本語がトップにきたり、内容を読むと、マクロとかで、技術方面の専門的な何かって言葉な気がする。
つまり、真理、とかいう哲学、心理学とは別のような感触。私は、なんだけど。

で、「meth(4文字)」で検索して、
ウェブ全体結果
約 2,790,000 件
日本語結果
約 8,690 件

それに、頭に1文字「e」を加えた、「emeth(5文字)」で検索してみる。
ウェブ全体結果
約 49,400 件
日本語結果
約 4,920 件

そして、「emaeth(6文字)」
ウェブ全体結果
約 6 件
日本語結果
0 件

選択された言語のページからは該当するページが見つかりませんでした。ウェブ全体からのemaethの検索結果

で、約 6 件

それぞれの結果 の比率

aemaeth
(イノセンス)
emath emeth
(Wikipedia)
maeth
(イノセンス)
math meth
(Wikipedia)
全体 1 246 134 170 6459 754
日本語 1 48 89 1 157 158
日本語 10 288 536 7 945 948

mathであれ、methであれ、全体で見ると、映画に出ていた「maeth」よりはずっと多い。
それぞれに、「e」の1文字を加えたものも「aemaeth」よりずっと多い。

検索した後に出てくる、「もしかして」という単語の提示は、つづり間違いとして登録されているから表示されるのだと思う。「プログラム」って、そんなものだから。

で、
ゴーレム 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
でも、emeth(真理)とmeth(死)とある。

加えて・・・DVDスタッフBOXバージョンの「おまけ」の『GHOST IN THE SHELL 2』の初稿脚本では、emaeth(6文字)とmaeth。
改訂稿絵コンテでは、絵では6枚(6文字=オロク)で、説明は「aemaeth」と7文字。後のシーンの絵では1枚+5枚の配置となってた。
AR台本(アテレコ台本)では、「qemaeth」と書かれ、音声の欄(セリフの欄)の文字「最初の文字"ae"を消され」ではなく、「最初の文字"qe"を消され」とある。最初って、「一番はじめ」って意味で、それが二文字というのは変。大事な「御宣託」の場面で、それくらいの用法を間違えるなんてありえない。諸々の格言を適切に織り込める感性と知識もあるわけだから。
初稿脚本は正しいし。
時間をかけて作ってきて、アテレコにはアニメで出来上がってたはずだし(昔は、キャラクターが喋っている時間、秒数に合わせて、線などの合図が表示されるだけ)。
そして、アテレコ台本の映像の欄(シーン)の説明には、

eの文字が外れる

とあった。
余分な文字は、「q & a」か。
しかし、録音現場では、いったい、どんな言葉が交わされたんだろう(苦笑)。

私が、こだわるのは

そう囁くのよ、私のゴーストが

かな、やっぱり。
ずっと前に3分間スピーチの題に困って「はだかの王様」の話ってのをしたっけ。
音声情報と視覚情報は必ずしも一致しない、というものの提示というか・・・音声情報と視覚情報を不一致で伝達しようとする「情報」の存在の提示というか・・・ちょっと、面白いことをしたかったの。寓話って、教訓や諷刺を含むものだと思うし、含まれる教訓や風刺に、更に意味を持たせても、良いと思うし。
野村万之丞さんの言葉に、「文化とは形を変えて心を伝えるもの」ってあったな。
原作者(?)の「心」は伝えてるつもりだったのだけど、ポカンとされてしまった。
ただ一人、その後のスピーチで、「私たちは、目で聞き、耳で見ることをしなければならないのではないか」と話された方がいらしたのが、「ひゃあ」とは思ったけど。
数十人の中で一人。そんなものなのか、一人居らしただけでも、ラッキーなことなのか。
後日、別の御一緒だった人と出くわして、「あれって何だったの?」とまた尋ねられた。
「目で聞き、耳で見る」ことは無いんだろうなって・・・説明に苦しんでどう話したのかは覚えてない。

「孤独に歩め」と言う言葉が出るほどに、道連れにしちゃいけない伴侶候補は多いってことかと思う。

見るもの、語られるもの、全て、鵜呑みにしちゃいけないってこと。

誰が、「ファンです」って言ってる自分に、「愚かな者は道連れにするな」という言葉の意味の中に、「ファンと言うアナタは愚かか否か」なんて問いかけを含めて突きつけられているなんて想像するだろう。

「天使のたまご」で、自称ファンが、ついてこなかったことを思い出せば、そして万博のパビリオンで、また、「天使のたまご」に戻ってきてるということの意味をなんと考えるんだろ。

予約購入特典として配布されたDVDが有ったのだけど、鑑賞前と鑑賞後で幾つかのポイントを紹介している。その中に、「引用文に惑わされるな」ってのがあった。「聞き流せ」ってのは前から言われてることだけど、その後に、

中には注意が必要な言葉もあります。それは何度か登場する言葉です

と。

これは仏陀の言葉です。実は、この言葉の前に

・・・検索すればわかるから省略。っていうか、気になるなら、検索くらいしてほしい。
で、

○○なパートナーの不在という感触が理解しやすくなったと思います

と解説は続く。

イノセンス 感想文 で検索
で、イシカワさんのジャンパーの番号を読んでもらえれば・・・続きは書いてある。

(感想文の掲載されたサイトは無くなったのでまた後日書きます)

囁くのよ、私のゴーストが

重い言葉だこと。

ゴーストを持たない「人形」が、いかに多いかってことなのだろうか。

あ。ちょっと前に検索した数字だから、微妙に違ってるかもしんない。
でも、いっせのせ、で単語を検索したから比率的には、良いかと思う。。。

初回予約特典DVDの「賞味期限」は切れちゃったと思うから、書き出してみた。きちんと知ってもらえず、考えてもらえず、隠されたものが見つけてもらえずに消えていくというのは良いとは思えないから。
ずっと気になっていたイノセンスのことを一応書けて満足。

まだまだ、大丈夫。頑張れる、たぶん。

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